RV Park smart
無人車中泊サービス
無人車中泊サービス「RVパークsmart」について
RVパークsmartは、インターネットで事前に予約・利用料金の支払いを済ませ、利用日当日に予約完了後に表示されたQRコードを現地のQR読取機に読み取らせる(チェックインする)ことで、設定された利用時間の間に電気(100V)が給電されるキャンピングカーや車中泊者のための無人車中泊サービスです。
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公共施設(道の駅) -
公共施設(国立公園) -
公共施設(文化施設) -
民間施設(温浴施設)
「RVパークsmart」の利用方法

- 施設検索(RVパークsmart)

車泊(くるまはく)とは
新しい旅のカタチ「車泊(くるまはく)」による
課題解決・地域活性化
車泊(くるまはく)は、未利用の土地や施設の駐車場等を活用して、
有料での車中泊が可能になるサービス「RVパークsmart」を導入することで地域滞在方法の選択肢が増え、
本来は泊まることができない場所に滞在することによる地域経済の活性化を図る事業です。
車泊「RVパークsmart」の導入で期待される6つの効果
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未利用地・遊休資産の活用
給電機器や看板の設置、駐車区画の整備など大掛かりな設備投資が不要のため、手軽に開設することが可能です。
- 別途、一次電源工事が必要な場合があります
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宿泊施設不足対策
ペットとの旅行や多様化する旅客ニーズに対応した地域の滞在選択肢の一つになるため、宿泊施設が不足する地域でも導入が可能です。
- 近くに24時間使えるトイレがあることが条件です
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交流人口・関係人口の増加
キャンピングカー等の車中泊者は施設や地域に何度もリピーターとして訪れる傾向があるため、これまでにない新たな顧客の獲得に繋がります。
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観光振興・滞在消費の促進
キャンピングカー等の車中泊者は地域を周遊して観光するため、地域の滞在消費の促進や、車中泊による夜間の滞在消費や経済の活性化に繋がります。
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施設利用者の
車中泊マナーの向上インターネットで事前に予約・利用料金の支払いを済ませて利用するため、利用者が特定されておりマナーがよいのが特徴です。
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施設の付加価値向上
キャンピングカー等の車中泊ニーズに対応することで、既存施設の付加価値向上が見込まれます。
車泊「RVパークsmart」導入に関するよくあるご質問
車泊を導入すると、ホテルや旅館の稼働率に影響はありませんか?
影響はほとんどありません。むしろ、地域全体の宿泊需要を喚起する効果が期待できます。車泊利用者の多くは、もともとホテル・旅館に「泊まりたいけれど、予算やタイミングの制約で踏み切れない方」や、「ペット同伴」や「ご家族の病気・障がいなど」の理由で、一般宿泊施設の利用が難しい方々です。そのため、車泊利用者は当初から宿泊施設の予約を検討していないケースが大半であり、既存宿泊施設の稼働率を下げることはありません。 また、車泊を通じて地域に滞在した方が、「次はホテル旅館に泊まってみよう」と宿泊を意識するきっかけにもなります。実際、車泊スペースを併設する宿泊施設では、朝食や入浴の提供など、連携サービスが好評です。 さらに、車泊を導入することで、温浴施設・レストラン・土産物店などの地域消費が増え、観光経済の底上げにもつながります。コロナ禍では多くの宿泊施設が休業する中、車泊施設は運営を継続できた事例もあり、「密を避けた安心な旅の選択肢」として、地域観光のレジリエンス(回復力)を高める存在です。
近隣住民への迷惑や騒音などはありませんか?
近隣への配慮を最優先に、車泊スペースは民家や住宅街から離れた場所に設けています。 住宅街の駐車場では、夜間のアイドリングや騒音を防ぐため「エンジン停止・静粛利用」の看板を設置し、利用ルールを明示していますが、キャンピングカーの場合、外部電源を利用できるためエンジンをかけ続ける必要はなく、静かな滞在が可能です。 一方、一般車両では夏季にエアコンを使用する場合もありますが、車泊スペースは周囲の生活環境に十分配慮して設計されています。自治体・管理者・利用者がルールを共有することで、安心・安全な運営が実現できます。
車中泊のマナーが悪化する心配はありませんか?
「車泊(有料・予約制)」の導入は、マナー向上に大きく寄与します。 有料の車泊利用者は、事前に施設のルールや禁止事項を確認し、予約を経て利用するため、基本的にマナーが良好です。一方、無料で行われる無断車中泊は、施設ルールを知らないまま利用するケースもあり、トラブルの原因になることがあります。 実際、「車中泊禁止」を掲示した結果、周辺の別の場所で無断車中泊が発生し、かえって地域住民から苦情が出た事例もあります。そのため、公的に認められた有料車泊スペースを設け、ルールを明確にすることが、マナーの維持・改善につながります。 また、施設の一部をシェアリングし車泊を導入した事例では、利用ルール掲示や監視カメラ設置などにより、利用者の意識が高まり、マナーが向上した事例があります。有料化により優良な利用者層が増え、利用者同士の注意喚起や秩序形成が自然に生まれます。
RVパークとRVパークsmartの違いについて
両者の目的は共通していますが、運営スタイルと利便性に違いがあります。
RVパークsmartは、予約・決済・電源制御がシームレスに連動しており、利用者は時間を気にせずスムーズにチェックインできます。管理者側も人手をかけずに運用できるため、夜間や繁忙期でも稼働機会を逃さず、運営効率と収益性の両立が図れます。
車泊とキャンプの違いについて
車泊とキャンプはまったくの別物です。キャンパーは基本、食材等を持ち込んで自炊し、キャンプそのものを楽しむので、外食も観光もあまりしません。 車泊をする方は、周遊観光をしながら道の駅等で買い物を楽しみ、夜は居酒屋や飲食店で地元の物を食べたいという人たちで、滞在の目的が違います。
RVパークsmart利用件数
年間の利用件数は、キャンピングカー利用者の増加や宿泊・滞在手段としての車泊ニーズの高まりから、2018年にサービスを開始してから堅調に増加中で、2024年は70施設で年間10,000件以上利用されています。
年間利用件数
車泊の取り組み
2018年に始めた実証事業を経て、全国に展開している車泊の取り組みについてご紹介します。
- 2018年
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総務省「IoTサービス創出支援事業」の採択を受け、国の事業として九州の7地域で実証を開始(九州周遊観光活性化コンソーシアム/自治体を含む20団体の代表企業)
- 2019年
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当社の事業として全国に横展開を開始
- 2022年
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日本DX大賞2022 官民連携部門 優秀賞を受賞
- 2024年
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全国シェアリングシティ大賞2024 特別賞を受賞
- 2024年
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内閣府 地方創生SGDs官民連携優良事例に認定
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