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2026.08.25
「イベント会場に泊まる」を旅行商品に。佐賀バルーンフェスタ×車泊×フェリーで、遠方客を呼び込む新たな旅行商品を実証

~ フェリー×マイカー×会場前泊で、「イベントをきっかけに地域を旅する」滞在型観光モデルを検証 ~

 九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク株式会社/軒先株式会社)は、熱気球大会佐賀運営委員会等と連携し、「2026佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」において、イベント会場内で前泊・車中泊ができる「車泊(くるまはく)」の実証を、2026年も実施します。

 本年は、これまでの「車泊スペースを提供する実証」から一歩進み、株式会社ヴィーナストラベルと連携。フェリーでの移動、マイカーによる九州周遊、ホテル宿泊、イベント会場での車泊などを組み合わせた旅行商品として、2026年8月から限定販売を開始しました。

 イベント会場での「車泊」を、「移動」「滞在」「地域周遊」「イベント観戦」をつなぐ旅の一部として位置づけ、新たな旅行スタイルの可能性を検証します。

2年間の「前泊実証」から、2026年は「旅行商品化」へ

 佐賀インターナショナルバルーンフェスタでは、早朝の交通集中や駐車場の混雑、周辺宿泊施設の確保などが課題となっています。そこで2024年・2025年の2年間、会場内で前泊できる「車泊」の実証を行い、早朝の移動負担の軽減や来場時間の分散、ゆとりを持って観戦できる環境づくりなどを検証してきました。

 2025年の実証では、定員50台に対して329件の申し込みがあり、特に11月2日は約12.9倍、11月3日は約9.9倍の応募倍率となるなど、高い利用ニーズが確認されました。利用者アンケートでは、約7割が車泊場所での睡眠を肯定的に評価し、次年度以降も、回答者全員が何らかの利用意向を示しました。

 これらの実証結果を踏まえ、2026年は次のステップとして旅行会社と連携し、車泊を、遠方からの来訪や地域周遊につなげる旅行商品の一部として成立させられるかを、新たなテーマとして検証します。

「フェリー+マイカー+車泊」で、イベントを旅の商品に

 2026年の実証では、株式会社ヴィーナストラベルが、フェリーでの移動とイベント会場内の「車泊」を組み合わせた限定旅行商品を造成し、2026年8月から販売を開始しています。

 首都圏方面の商品では、東京九州フェリーの往復乗船・マイカー航送に加え、九州到着後のホテル泊と、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場での車泊を一つの旅程に組み込みます。関西方面の商品では、阪九フェリーによる船中泊と、イベント会場での車泊を組み合わせます。

○ 2026佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場内で「車泊」マイカープラン

【横須賀発着】https://www.venus-t.jp/lacne/plan/upload/barutqf.pdf

【関西発着】  https://www.venus-t.jp/lacne/plan/upload/baruhqf.pdf

 なお、今回の旅行商品とは別に、一般利用者向けの会場内車泊についても、2026年10月上旬から募集・抽選販売を予定しています。詳細は決定次第、「車泊(くるまはく)」公式サイト等でお知らせします。

「イベントを見る」から「イベントをきっかけに地域を旅する」へ

 今回の商品では、首都圏・関西方面からフェリーで九州へ渡り、マイカーで地域を周遊しながら佐賀を訪れる旅行スタイルを提案します。イベント当日の来場だけでなく、その前後に地域を巡ることで、飲食、買物、温浴、観光などへの立ち寄りを促し、イベントの集客を地域全体への周遊・消費につなげることを目指します。また、イベント来場者の一部が前日に会場へ移動することで、当日早朝の交通集中を分散する可能性についても検証します。

 本実証を通じて、地方イベントを起点に、交通・滞在・地域観光をつなぐ新たな滞在型観光モデルの可能性を探ります。

イベント駐車場を「泊まれる地域資源」へ

 今回の取り組みの特徴の一つは、新たな宿泊施設を整備するのではなく、既存のイベント駐車場に「泊まる」機能を加え、滞在できる地域資源として活用することです。

 佐賀インターナショナルバルーンフェスタでは、会場南側に約10m×5mの専用区画を設け、キャンピングカー等でも利用できます。会場内に前泊することで翌朝の早朝競技をゆとりを持って観戦できるほか、24時間利用可能なトイレ、ゴミ処理、ペット同伴、区画内でのテーブル・椅子・テント等の利用にも対応しています。

 地方の大規模イベントで課題となりやすい宿泊施設不足、早朝・深夜のアクセス、来場車両の集中などに対し、既存の駐車場や会場設備を活用した、新たな滞在の選択肢としての有効性を検証します。

2026年実証で検証する3つのポイント

 本実証では、旅行商品の販売状況や利用者アンケート等を通じて、主に次の3点を検証します。

検証テーマ確認すること
① 遠方から「泊まって参加する」需要があるかフェリー等を活用し、これまで来場が難しかった遠方からの旅行需要を生み出せるか
② 車泊によって地域周遊・滞在消費が生まれるか前泊・滞在をきっかけに、周辺観光、飲食、買物、温浴など地域内での周遊・消費につながるか
③ 「イベント×車泊×交通」の旅行商品として成立するか移動・滞在・イベント観戦を組み合わせた旅行商品としてニーズがあり、他地域にも展開できるモデルとなるか

「佐賀モデル」から全国の地域イベントへ

 全国各地では、花火大会、祭り、スポーツ大会、音楽イベントなど、多くの来訪者を呼び込む地域イベントが開催される一方、宿泊施設不足や交通混雑、早朝・深夜の移動、遠方からの誘客、イベント前後の周遊などが課題となる地域もあります。

 トラストパークでは、今回の佐賀での取り組みをモデルケースとして、「イベント×車泊×旅行会社×交通×地域観光」を組み合わせ、「日帰りイベント」を「滞在型観光」へつなげる旅行商品モデルを検証します。

 今後は、全国の自治体、DMO、イベント主催者、旅行会社、交通事業者等との連携を視野に、イベントの集客を地域周遊・地域消費へつなげる仕組みとして、他地域への展開を目指します。特に、宿泊施設不足や早朝・深夜のアクセス、駐車場混雑、遠方からの誘客といった課題を抱える地域イベントへの展開を想定しています。

2026佐賀インターナショナルバルーンフェスタ×車泊 実証概要

 実証概要は以下のとおりです。

項目内容
イベント開催期間2026年10月30日(金)~11月3日(火・祝)
実施場所佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場南側 車泊専用区画
車泊チェックイン日2026年10月29日(木)・30日(金)・31日(土)、11月1日(日)・2日(月)
主な利用方法事前予約によるイベント会場内での車泊
旅行企画・実施株式会社ヴィーナストラベル(プラン情報:https://www.venus-t.jp/
旅行商品関西方面:阪九フェリー利用商品/首都圏方面:東京九州フェリー利用商品 
販売形態旅行商品:限定販売
一般利用者向け車泊:2026年10月上旬から募集・抽選販売予定

担当者コメント

 2024年・2025年の実証を通じて、イベント会場で前泊する「車泊」への一定のニーズが見えてきました。

 2026年は、その仕組みを旅行会社や交通事業者とつなぎ、遠方からの来訪や地域周遊につながる「旅」として成立させられるかに挑戦します。 まずは佐賀で小規模に検証し、利用者や地域の声を確認しながら、他の地域イベントでも活用できるモデルへ育てていきたいと考えています。


「車泊・RVパークsmart」とは?

 未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用し、有料での車中泊を可能とするルール整備と、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」などの導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に滞在することで、地域経済の活性化を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です

(動画:https://www.soumu.go.jp/midika-iot/project/373/ )。


当社が展開している無人車中泊サービス『RVパークsmart』は、

・無人チェックイン
・キャッシュレス決済
・24時間オンライン予約

に対応した車中泊プラットフォームで、利用者はスマートフォンのみでスムーズに手続きが行えるほか、施設側は省人化・効率化による運営負荷の軽減が可能になります。

当社は今後も、観光地の課題解決や地域活性化に寄与するRVパークsmartのサービス提供を通じ、「安心・安全・快適な駐車場サービス」を提供してまいります。

本件に関するお問い合わせ先
トラストパーク株式会社 ソリューション部・特販部
092-437-8934

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